『夜のピクニック』

今日映画館で見ました。
「夜のピクニック」INSPIRED BEST ALBUM

夜のピクニック (新潮文庫)

夜のピクニック (新潮文庫)

この映画をご存知の方はどれだけいるでしょうか?




最近あまり映画を見ていない僕がこの映画を見た理由。
それはただ一つ。
僕が卒業した高校が舞台だからです。
(正確には僕が卒業した高校の学校行事「歩く会」が舞台)
前々から実家にいる家族よりこの映画に関する情報は入っていて、行事自体はもちろん知っているけどロケ現場とかも結構実際に歩いた場所とかを使っているらしく、この前もあそこでロケしていたらしいよ、てな感じで聞いていて、懐かしくてやっぱ見てしまいました。


で、感想。
正直見なければ良かった。
なぜかというと、感情移入が激しくてさ、もういきなり出る場面がグラウンドだし、見る場面見る場面あぁあそこか、とかさぁ、おぉここ通った通ったとかさぁ、もう〜懐かしすぎて、それがなんだか切なくて切なくて、高校時代を思い出さずにはいられなくて、きゅ〜っと胸を締め付けられる感じ。
行事的にはほんとただ歩くだけなんだけど、色々話したり、歩くのが嫌になったり、ふざけたことしたり、そして達成感があったり、なんていうか学校行事でしか味わえないものがそこにはあるんだよねぇ。
映画終わって現実に戻ったときさ、俺は一体何をしていたんだ!?今の俺は一体なんなんだ?みたいな感覚に襲われて、もう若干トーンが下がったくらい。


だから感情移入できるという点では、ものすごくいい映画なんだろうけど、あの鳥肌の立つ感覚がどうにもこうにも落ち着きをなくさせますなぁ。
実際映画中は「お〜懐かしいのう」とニヤニヤしながら見ていたのだけどさ。
僕はやっぱその行事を体験しているから、変な所に注目しちゃうのかもしれないけど、普通に見た人は評価的にどうなんでしょうねぇ〜?
話的には結構最後感動できたのですが、コレって俺だけか?みたいな。
それに、演出として時々間違っていないか?とも思えたりして・・・
まぁたかが学校の行事だからな、こんなもんかな。
ちなみに、おいおいそこは違うだろうとか、そんなことせぇへんとか、あれないぞいとか、気になる点はいっぱいなので、また見てチェックしたいとも思いました。
一度見ておくんなせぇ。
僕にとって熱くなった映画です。


あぁ青春の日々よ