たかがバイト、されどバイト

え〜今日はバイトについて思うことを・・・
僕は大学の2年から今まで4年と9ヶ月同じバイトを続けてきました。
初めは夕方とか土日だけだったのですが、大学3年の終わりからは朝も働くようになって、一時期朝から夜までバイトばかりしていたものです。
バイトはフリーターでない限りオプションというか、サブ的な活動であると思うのでそう長くやる人はあまりいないのかもしれません。
僕がそこに在籍している間にも多くの人がすぐに辞めていったものです。
ただ、僕的にこの5年近い歳月が長いとは思いません。
なぜならそのバイトの仕事を全うできるというか、ちゃんとできるようになるには2年近くかかったからだと僕は思っているからです。
正直、まだまだ学ぶべきことも多いと思っているので、安易に仕事を全うできているなんて言ってはいけないかもしれませんが。


ありがたいことに、バイト先では仕事ができる人と思われていますし、ある程度は僕も自負しています。もちろん、長くやってるし、自信がないとやってられないし、後輩の前で下手なことできませんから。
そんな僕でも始めた当初は失敗ばかりでした。
というか、ある失敗によって辞めようかとも思いました。


それは初めて1ヶ月経った頃の話です。
具体的には述べませんが、僕はお客さんを大変怒らせてしまうような失敗をしでかしてしまったのです。
そのときは頭が真っ白になって、あわわあわわして、逃げ出したい、もうそこにいたくないって強く思いました。
でも、そのときその場にいた上司に僕は助けられた思ってます。

今日のあなたの失敗は、お客さんに迷惑掛けてるし、怒らせたし、こちらとしても損害を被ったから決して許されるべきことではない。だからと言って、あなたは相当ショックを受けているみたいだけど、決して辞めてもらいたくない。なぜなら今日の失敗が次に生かされないから。これで辞めてもらってはもっと困る。反省しているようならば、むしろこれからもっとバイトに入って、お客さんに良いサービスをしよう・・・

ちょっと表現は大袈裟になっているかもしれませんが、こんなニュアンスの言葉を言ってもらった記憶が今でもあります。
僕は失敗して、もうどうしようもない、辞めてくれって言われると思ってましたが、これを聞いて辞められない、続けなければならないって思いました。
もちろん怒らせたお客さんには申し訳なかったですが、その分他のお客さん、これからサービスしていく人のためにもがんばろうって思いました。
また、その上司の方のためにもこのバイト続けていこうって思ったし、ここまで続けてこれたとも思ってます。


このバイトを続けることがそんなに大事かどうか、それは僕にもわかりません。
ただ、始めたいじょうはそれなりに働けるようになりたい、仕事できるようになりたいって思うので、そのためには続けるということは大事だと思います。
なんでもそうですが、一つのことを続けるというのは、簡単なようでとても難しいことだと思います。
それが、良いことにしろ、悪いことにしろ、続けることの難しさを身にしみてわかっているので、ここまで続けてこられたことに関してはやっぱ少しくらい自分をほめてもいいかと思います。