面白い!

最近ハマっている横山秀夫作品です
まず一つ目

クライマーズハイです
これは11月に原作読んで横山秀夫にのめり込ませた作品
その映画がDVD化されたのでさっそく借りてきました
1985年の日航機墜落事故に翻弄される新聞記者の姿を描く作品
原作を読んでから映画を見た僕としては,ちょっとイマイチだったかなぁとも思います
なんというか,意外とライトだった
もちろん2時間そこそこにまとめなくちゃいけないからしょうがないのだけど
個人的にもっと描いてもらいたい箇所があったのに残念!
ただ,映像化されてわかるのは,時代の移り変わり
通信手段が大いに制限されてしまうのを見ると,ホント時代が変わったなぁとしみじみ思います
まぁそりゃそうか
あと,タイトルがクライマーズハイっていうように,原作は現代と過去を行ったり来たりしています
が,映画ではその必要がなかったのではないか?
最後だけで良かったのではないか,って思ってしまう
違うかなぁ?
原作を読まないでこの作品観た人はおもしろかっただろうし,原作を読みたくなるはず
とにかく名作を映画化したっていう,そこに価値を求めてしまいます


では2つ目

ルパンの消息 [DVD]

ルパンの消息 [DVD]

同じ横山秀夫作品ですが,今度は原作読んでません
で・・・これがまた面白い!
そして原作が読みたくなった
クライマーズハイもやっぱこんな感じになるはずだな
僕の浅はかな横山作品歴から言わせていただくと,とても“らしい”作品だと思った
原作読んでないけど,途中でそのからくりというか,裏が読めた気がした
それでも面白かった
多くはない登場人物と,それぞれの個性の強さ,そして事件に潜む謎とからくり
ん〜やっぱいいわ
原作読みます,近いうちに


こうなったら全部読まないとな,横山作品
これまで「クライマーズハイ」,「臨場」,「陰の季節」,「出口のない海」,「第三の時効」と読みました
広げていきたいです