『ハリーポッターと炎のゴブレット』

見ました!!
isbn4915512452:detail
公開3日目という、奇跡的な早さで。
まずねぇ、原作を1回しか読んでなくて、話をあまり覚えていない状況で見る映画の面白さっていうのを体験できました。
今までのシリーズはほとんど覚えていて、特に『アズカバンの囚人』は映画と原作の共通点(いかに映像化したか)あるいは違い(想像していた人物像や風景の違い)を見つけるのがおもしろかったのですが、今回はあまり覚えてない分、ストーリー展開自体楽しめました。
このシリーズは、やっぱり魔法が使われている点が特徴的で、毎回毎回映像化されたものを目にするのが楽しみです。特に小道具系で、今までで言うと、透明マントとか忍びの地図、タイムターナーとかかな・・・
今回はなんだろ・・・まぁそれは見た人それぞれが感じてください。
話も映像も楽しめる作品です。


今回はすごく、ハリー達が大人になった印象をもちます。
それはすごくいい意味で、映画の中だけじゃなく成長しているのだなっと思わせますね。
やっぱ精神的にもたくましくなっているしね。
その分また我が強くなったりして、素直になれなかったり・・・
ある意味青春映画・学園ドラマです。
でも、魔法の力で何倍にも面白くなってる。
僕は好きですねぇ。


けどシリーズが進むごとに懸念することがあります。
原作はどんどん物語が長くなっているのに、映画はそんなに長くならない。
そう、原作とちょこちょこかけ離れていくような気がします。
(この表現は正しくないかも・・・語られない部分が多くなってきていると言うべきか)
もちろん映画にも尺があるから、全部が全部映像化できるわけではないのはわかる。
でも、ファンとしては細かく表現してもらいたいわけよ、どんなに映画が長くなってもいいから。
かつて、原作者のローリングさんは、映画化する話が持ち上がったとき、「原作を忠実に映像化してくれ」という風に言っていたのを記憶してます。
それは今までのシリーズを見てもわかるように、今までの監督がこだわっていた部分でもあるしある程度、達成されているのではないでしょうか。
しかし、今回の『炎のゴブレット』でもそうですが、原作を読んでいないとわからない部分が多い。
元から原作読んでいる人用の映画なのかもしれないですが、やっぱりここを省かないで欲しいって言う要望は多いと思います。
作るほうは大変でしょうが、こんなファンの要望をかなえてくださいな。
次会作以降も楽しみにしてますよ。


5作目の『不死鳥の騎士団』買ったのにいまだに読んでいない・・・orz
読まないと・・・
でもまずは『炎のゴブレット』をまた読んで、映画を振り返ようと思います。
映画って本当によいものですね。
(長々とすみません・・・)