0-4
結果は大敗。
誰もが納得いかない結果になってしまいました。
ナビスコ決勝の前哨戦として戦ったこの試合。
さすがに途中からは悲壮感しかなかった。




この試合ゴール裏で見ていたものとしてはだいぶイライラした。
パスミスが多かったり、ソガのやる気が感じられなかったり、ダシルバをなぜ変えないのかとか、まぁ言い出したらきりない。
ただ、客観的に見た感じ、前とかの試合より悪かったってことはないと思った。
確かに攻撃がなかなか組み立てられなかったり、プレッシャーが強くてボールキープできなかったり。
でもそれはジェフも同じだったと思う。
実際ジェフのチャンスってのもすごく少なかったし。
アントラーズはボールを取りに行く意識とかすごく強かったと思う。
だから今までのしょーもない試合よりはずっと良かったと思う。


じゃあなんでこんなに開いたのか。
それは若さと攻めの姿勢なんだよな。
たまたまセットプレーで先に3失点しまったために負けたんだけど、そこはチームが若いし、それでも攻めようとしたからバランスを崩して・・・
セットプレーでの守りが悪い、こちらのセットプレーの精度が低いって言ってしまえば終わりですが、セットプレーって結局運的なものもあるから、しょーもないって気もする。
それでもやっぱどこか落ち着かなくて。。。
向こうはたまたま先に2点取ったから、基本的に守ってカウンターをしかけるスタンスだったと思うのだけど、それでもボールをとりに行く意識は高かった。
つまり、引いたからと言って防戦一方だけじゃなく、狙う所は狙うというその戦略を実効できる点で今日のジェフは良かったと思う。
逆にそれが今のアントラーズに足らないところ。


もちろん今の現状に決して満足なんてしてないし、優勝を狙ってます。
ただやっぱ厳しくなったことは確か。
そんな中で今日こういった敗戦をしてしまった中でも、僕はまだ希望をもてたというか、まだ死んでないってなんか感じた。
今までの敗戦は自分達が結局は自滅して悪い方悪い方に進んでいたと思う。
もちろん今日もそういうところはあったのだけど、それを差し引いて考えてみると、どんなに頑張っても負けるときはある・・・的なことを学ぶときだと思ったのさ。
だからこそ今日のメンバを含めチーム内で、じゃあ点が入らなくて、運がなくて、失点してしまっていうときにどうしたら敗戦を引き分けに、引き分けを勝利につなげられるかってもんを考え、次につなげるべきなんだと思う。
来週、横浜行きます。
そのとき、そのフィードバックした結果を見せてもらいたい。
こんなときこそチャレンジャー精神でいかないと・・・。




試合後、選手が挨拶周りに来た時、ほどんどの人がブーイングだった。
それを選手はどう感じたのだろうか。
こんな試合のときは、僕は挨拶すらこないと思っていたのに軽〜くでもまわったのは意外だったなぁ。
早々と帰っていく選手がいる一方で最後までサポーターに挨拶しようっていう選手が二人。
もとやんとヤナギだった。
呼び止めても戻ってこない選手とは対称的に深々と礼をしていた。
「こんな試合をしてごめん」「最後まで応援してくれてありがとう」
こんなことを言っているんだろうって勝手に想像してしまったわけだけど、俺はその二人の姿を見て恥ずかしながら泣いてしまったよ。
勝てなかった悔しさ、ホームで負けた悔しさ、大敗した悔しさ、点を取れなかった悔しさ、色々悔しくて悲しくて、そんな思いをしているのって時々自分だけのような錯覚に陥るのだけど、やっぱ選手が一番感じるのだろう。
そんな情況でもサポーターに挨拶する、俺は当然だと思う反面、辛いって単純に思ってしまった。
それでも挨拶してくれた、それがあるだけで、「今日勝てなかったけど、次頑張ろう、次は勝とう、これからもずっと応援する」って思えるし、少し俺の気持ちを鎮めてくれたよ。




試合の前に歌を唄うの知ってますか?
「MAX VOLUME INFIGHT 2005」
その中にこんな詩があります。(抜粋)
“俺たちはここにいる、どんなことがあっても”
アントラーズが大好きでどんな事でもできる”
アントラーズ 我らの誇りよ”
俺たちは勝利のために叫ばずにはいられない。
FOOTBALL DREAM.